秋といえば紅葉をイメージする人も多いと思いますが、赤い花と言えばお彼岸シーズンに咲き誇る『彼岸花』も忘れちゃいけません!
個人的には、見た感じのシルエットが美しいので好きな花なんですよね縲恣ケ端で見つけたら、ついつい見惚れてしまいます(笑)
そして花にはそれぞれ違った花言葉が名付けられているんですが、彼岸花って赤が多いですけど、白や黄色もありますよね。「花言葉は違うのかな?」と気になったので、詳しくまとめてみました!
- 彼岸花ってどんな花?
- 黄色の花言葉は何?
- ご先祖様への想いが関係してる!?
- 白い場合は?
- 色によって花言葉は違うの?
- 忌み嫌われている理由とは?
- 花言葉ってどうやって決めているの?
なども一緒に紹介しているので、馴染みのある彼岸花について知識を深めちゃいましょう縲弯^
彼岸花ってどんな花だっけ?
簡単にまとめてみました。
- ヒガンバナ科の多年草(冬になっても枯れない植物)
- 別名「リコリス」「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」
- 9月中頃縲鰀10月辺りに赤い花を咲かす
- 日本中で見られるが中国から運び込まれたと言われている
- 欧米では品種改良されていて、色んな色の花が存在する
ちなみに別名の「リコリス」というのは、ギリシャ神話に登場する海の女神なんです!
この辺りは国によって全く異なっていて、面白いですね縲彌r
黄色の彼岸花の花言葉は?
黄色は別名「鐘馗水仙(しょうきずすいせん)」と呼ばれていて、民家の庭などでもたまに見かけたりします。
赤や白い彼岸花と比べて、花の幅が広く豪華な見た目で見栄えがイイため、切り花としても人気が高いんですよね縲恣坙{では、見た目が金色に似ていて「縁起がイイ」というのも、多少関係ありそうです。
コチラの動画でも30秒辺り縲怏ゥ色い花が映っていますが、キレイですね縲彌r
そして気になる花言葉はコチラ。
- 「悲しい思い出」
- 「追想」
- 「深い思いやり」
やはりどの言葉からも、明るい印象は受けないですね縲鰀儚い中に感じる美しさもまた彼岸花の魅力と言えそうです。
ご先祖様への想いが!
当たり前ですが、僕らは両親がいなければこの世にいませんし、両親の親であるおじいちゃん、おばあちゃんがいなければ両親もまた存在していない・・ずっと辿って行けば、遠いご先祖様に行き着くんです。
つまり今生きている僕らは「ご先祖様によって生かされている」とも考えられるので、日々感謝しながら生きていけたら素敵ですよね!
さすが「彼岸花」というネーミングだけあって、お彼岸の季節でもあるので、お墓参りにも行きましょうね縲怐I
白の彼岸花は?
彼岸花は一般的には赤い花ですが、極稀に白い花が咲くこともあります。純白ではなく少し黄色がかったクリーム色で別名「アルビフロラ」とも呼ばれています。
赤い花より放射線状に伸びた花びら部分が目立つので、華やかに見えますが、やはり何処かしらはかない印象を感じてしまいます。
場所によっては辺り一面真っ赤の中に、ポツンと1つだけ白い花があればかなり目立ちますし、それだけで異様な雰囲気がしますよね縲恤s気味さがより一層増す気が・・^^;
花言葉はコチラ。
- 「想うはあなた1人」
- 「また会う日を楽しみに」
2つとも彼岸花のイメージ通り、何処か物哀しい雰囲気が漂っていますね縲彌r
もっと他の花であれば、明るくてポジティブな印象になるのに、そこは「さすが彼岸花」という感じです・・^^;
赤の花言葉はどう?
- 「情熱」
- 「独立」
- 「再会」
- 「悲しい思い出」
- 「あきらめ」
- 「転生」
という感じで、さすが一番有名な赤だけあって、花言葉の種類もかなり多いですね縲彌r
「悲しい思い出と」いう花言葉は、やはり墓地などで多く見られる事が由来になっているみたいです。
結局、色によって花言葉は違うの?
ちなみにバラなどの超メジャーな花は、色によって花言葉が異なっていたりします!
彼岸花の意外な特徴!?
日本にある植物の中でも、
- 地獄花
- 葬式花
- 幽霊花(ユウレイバナ)
- 捨子花(ステゴバナ)
- 狐花(キツネバナ)
- 死人花(シビトバナ)
- ハッカケババア
という感じで、1番別名が多い植物とされているんです。
そして方言が訛って、呼び名が変わっている別名も合わせると、その数何と1,000以上も存在するという・・^^;
何で忌み嫌われている?
- 真っ赤な花を持ち帰ると家が燃える
- 彼岸花を取ると手が腐る
- 詰むと亡くなる人が出てくる
という、迷信があるタメと言われています。
その他にも、球根部分に毒があるというのも関係ありそうですね。
確かに他の花にはない独特の雰囲気が・・神秘的過ぎるゆえに近寄りがたい感じはあります^^;
その反面、「天上の花」という真逆のめでたい花とされる部分もあったりする、あまり深く考え過ぎるともう何だかよく分かりません(笑)
そして個人的に気になったので、コチラも調べてみました。
花言葉ってどうやって決めているの?
花言葉は、その花や植物へのイメージ付けや象徴的な意味を持たせるために与えられた言葉で、『花詞』と呼ばれる事もあるんですね。
元々、19世紀のヨーロッパで盛んだった習慣と言われていますが、実は不明な部分が多いとされています。
- 花草の特徴に合わせて恋人を褒める時に使ったり
- 逆に裏切りに対する非難としても使われた
という、恋愛の駆け引きのためによく用いられたという説もあるんですね縲彌r
有力な2つの説はコチラ!
- ①その花の特徴を覚えやすくするため
花の色、形、匂いといった特徴を、花言葉という単語にこめるという感じになります。
例えば、ブラックベリーの場合だと「国に入れると苦味が残る」という特徴があるので、『嫉妬』という花言葉になるんですね!
コレはユーモアがあるというか風刺がきいていて、興味深い・・もう1つの文化として成り立っていますね縲彌r
- ②文化的な背景をあらわすため
ちょっと難しくなりますが、文化の中で植物が積み重ねた伝統を1つの言葉に込めたという説です。
例えばヨーロッパ文化の中で重要視されていたバラには、神話などにも登場したので『愛』や『美』という花言葉になったんですね。
そして日本では、販売促進のために使われるケースが多く、その他にも下記のケースがあります。
- 新品種の場合は開発者が名付ける
- 消費者から募集して命名する
- 販売している会社が命名する
最後に
彼岸花の花言葉について詳しく見てきましたが、「思ってた以上に奥深い世界観があるな縲怐vと感じました。まぁ今まで全く知らなかった分野なので、余計にそう思うだけかもしれませんが(笑)
彼岸花に限らず花って好きな人はスゴい好きな反面、興味ない人は全く興味ないですモンね縲怩サれもそれで面白い気がします!
今回、色々と知れたので、今後見かけたら、ちょっと見方が変わりそうですね^^
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