美味しいお月見団子と月でお餅をついているウサギ。お月見というと大人になるとそこまで意識しないイベントですが、子どもにとっては楽しい日だったりしますよね縲怐I
毎年秋になるとお月見シーズンが来ますが、意外と詳しい由来などを知らないと言う人も少なくないんじゃないでしょうか?
僕も小学生の頃にうっすら習った記憶があるのですが、子どもに説明出来る自信が全くありません(笑)ツッコまれて質問したら、適当にごまかしてしまいそう・・^^;
というワケで、子どもにもちゃんと説明出来るように詳しく調べてみました!
- 簡単に言ったらどういうイベント?
- 具体的に何をするの?
- 簡単に子どもに話せる2つの会話実例集!
- お月見の由来を詳しく!
- いつやるの!?
- 中秋の名月は満月って本当?
などを紹介していますので、子ども達が興味を持てるように楽しく伝えてあげましょう♪
お月見ってどんなイベントなの!?
まずは子どもに説明する前に、お月見の概要について見て行きたいと思います。
どういうイベントかスゴく簡単に説明すると、
月が1番キレイな日に、月を眺めながら月見団子などを食べて楽しむ
という行事になります!ちょっと簡単過ぎますかね(笑)もう少し詳しく見て行きましょう!
具体的に何をする!?
- 月がよく見える庭先などにススキを飾る
- 月見団子や栗、里芋などを盛りつけお酒を飲む
- そしてキレイな月を眺めて楽しむ
という、何とも秋らしい風情のあるイベントなんですね!
毎年お月見を楽しんでいる家庭では、月が見える場所にテーブルを移動し食事をするんですね。そして食後には、手作りした月見団子を食べたりするみたい!
日本国内でも地域によっては、昔からの言い伝えや風習が微妙に違ったりします。まぁ僕の家は住宅街で家が密集し月がキレイに見える場所がなかったので、スーパーで買ってきた月見団子を食べるという記憶しか残っていませんが・・(笑)
子どもにどう簡単に伝える!?
さて、こういう季節イベントの由来などを小さい子どもに説明すると、「何で縲怐H何でなの?」攻撃が待っています。素直な分遠慮がないので心してかからないと、ひるんでしまうモノ・・^^; かと言って、適当に話したくないですよね縲彌r
今回のお月見の由来は、今まで見てきた内容をそのまま伝えると、う縲怩A結構難しい気が・・
そこでオススメの話し方を会話式で紹介していくので、参考にしてみてください縲怐I
月見団子バージョン!
「秋は食べ物が美味しい季節だから、お団子を食べようね縲怐v | |
「え縲怩ィ団子!食べる^^!」 | |
「(モグモグ、お月見団子を食べながら)ホラお月さん見てご覧!」 | |
「お月さん縲怐H」 | |
「丸々しててキレイだね縲恪。日はお月見って言って、1年で1番お月さんが綺麗な日なんだよ」 | |
「え縲怩サうなの縲怎Xゴいね」 | |
「スゴいね縲怩セからこのお団子もお月見団子って言って、特別なお団子なんだよ」 | |
「何で特別なの縲怐H」 | |
「昔はお月様のおかげでお米とか野菜がたくさん取れたんだよ。だから、お月さんありがとうって感謝の気持ちを込めて、飾っていたの。」 | |
「そうなんだ縲怐v | 「そう!もうお供え終わったから、こうやって食べてるんだよ。美味しいね」 | 「飾ってるのに食べちゃってイイの?」 | 「イイんだよ縲恤・チたら勿体無いでしょ?」 | 「うん!美味しい縲怩烽、食べちゃった(笑)もう1個食べてイイ?」 | 「ちゃんとお月さんありがとうって言えるかな?」 | 「言えるよ縲怩「っぱい言うから、ちょうだい縲怐v |
美味しい月見団子を食べながらだと、話しを聞きやすいのでオススメです(笑)そのまま、団子の由来や意味を伝えれますしね縲彌r
単にお話しをするだけより、実感が湧きやすくイメージしやすいので、覚えやすく忘れにくいんですね。
そしてお月見と言えば、餅を付いているウサギの話もあるので、そちらをするのもアリです!例えば、こんな感じ。
月にいるウサギさんバージョン!
「お月さん見てごらん。あの月の中にウサギさんがいるんだよ。」 | |
「え縲懊怐I本当!!??」 | |
「そうだよ縲怎Eサギさんがいるんだよ」 | |
「何でお月さんの中にいるの縲怐I?」 | |
「むかしむかしにね。食べ物に困っているおじいさんがいたの。そのおじいさんを助けようとして、自分をおじいさんに食べてもらうために、火の中に飛び込んだよ。」 | |
「自分から?熱そう縲怩ナ、どうなったの?」 | |
「実はそのおじいさんはエラい神様で、ウサギの行動に感激してウサギさんをお月さんの世界へ連れて行ってあげたんだよ」 | |
「へえ縲怩キごい話し縲怎Eサギさん良かったね!」 | |
「スゴいね縲恪。日はお月見だから、ウサギさんがお月さんの中で感謝の気持ちをこめてお餅をついてるんだよ」 | |
「月の中でついてるの縲恂ハ白いね縲怐v | |
「そうだよ縲怩跂怩ュお月さんを見てごらん、ウサギさんの形が見えるかな縲怐H(笑)」 | |
「え縲怩ヌこどこ!!!^^」 |
という感じですね。動物は子どもにも興味を持たれやすいので、由来を分かりやすく簡単に伝えられますね!
実際の話しはもうちょっと複雑で登場する動物も多いのですが、あくまでうさぎが月にいる理由を簡単に伝える事が目的なので、このようにアレンジしてあげても問題ないと言えます!
そして、子どもの年齢が4歳以上とかになってくると、全てをそのまま話しても理解出来るみたいですよ^^ その説明用に、もう少し詳しくお月見について見て行きましょう!
お月見の由来は?
お月見に関しては、今でも詳しい発祥の理由が分かってない部分があるのですが、主に下記の3つの意味合いがあったとされています。
- 月そのものを鑑賞して楽しんだ
- 作物の豊作のために月に祈った
- 収穫を感謝のためお供えしてした
一番古い記録によると、月を眺めて楽しむという風習だけだったのが、徐々に「お月様」と呼んで神様に見立てたり、お供え物をしたりするようになったんですね。
昔の日本ではどのような風習があったのか、簡単にまとめてみました!
時代ごとのお月見風習まとめ
- 縄文時代 ⇒ 既に月を見る風習が存在していた
- 平安時代 ⇒ 一部の貴族のみ月を見て宴をしていた
- 室町時代 ⇒ お供え物をし始めた
- 江戸時代 ⇒ 十五夜には一部地域で祭壇に月見団子を供えていた
- 戦前以降 ⇒ 各家庭で『お月見泥棒』が行われ収穫を祝っていた
元々、月を見て楽しむという風習自体は縄文時代からあると言われていますが、平安時代には一部の貴族のみの文化だったとされています。月を見ながら詩歌や楽器を楽しむという、宴的な風習だったと伝わっているんですね!
そして室町時代になってから、宴は簡素になりその代わりにお供え物をするようになって、江戸時代になると一般家庭にまで広まったんです。
お月見はいつやるモノなの!?
主に下記の2日の、
- 旧暦の8月15日縲鰀16日の夜
- 旧暦の9月13日縲鰀14日の夜
に行われるイベントで、
- 旧暦15日の夜 ⇒ 『十五夜(じゅうごや)』
- 旧暦13日の夜 ⇒ 『十三夜(じゅうさんや)』
と呼ばれています。
15日の方が一般的に知られており、通称「中秋の名月」と呼ばれる1年を通して1番美しい月を鑑賞する日なんですね縲怐I
とは言っても「旧暦が今の暦上でいつなのか?」が、すぐに分かる人は少ないと思うので、具体的な日にちも紹介して行きます!
2015年縲鰀20年までのお月見の日!
2015年 | 9月27日の夜 |
2016年 | 9月15日の夜 |
2017年 | 10月4日の夜 |
2018年 | 9月24日の夜 |
2019年 | 9月13日の夜 |
2020年 | 10月1日の夜 |
よく見てみると、毎年同じ日ではなく、9月中旬縲鰀10月上旬まで幅広い日になっていますよね。
「何で毎年同じ日じゃないの!?」と気になった人もいるかと思いますが、理由はシンプルで、旧暦と現代の太陽暦のカウント方法が異なるからなんです。そもそも日付のカウントの仕方が全く違い、関連性もないため、毎年ズレが発生するんですね縲彌r
お月見の日は必ず満月になる!?
結論から言いますと、実際は満月じゃない日も多いと言えます。むしろピッタリ満月のタイミングに当てはまる年の方が珍しい
んですね・・^^;
2011年縲鰀2020年まで見てみると、満月の日と中秋の名月がピッタリ一致しているのは、
- 2011年
- 2012年
- 2013年
の3年だけ・・^^;
でもズレていると言っても、1日だけズレているとかそういうレベルなので、晴れていればほぼキレイな満月を拝めるんです!なので特に問題はなさそう(笑)
最後に
子どもに分かりやすく話すとなると、まず自分が理解してないとダメな事が分かりました(笑)
こういった毎年ある当たり前のイベントを、子どもに説明するという視点から見ていくと、なかなか興味深いですね縲恂lも今回初めてお月見をそういう目で紐解いてみて、スゴく良い経験になりました!
それでは、今年も良いお月見を楽しんでください^^ 晴れるとイイですね・・きっと晴れる気がします(笑)
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