『お盆』という言葉を聞くと色々とイメージしますが、長いお盆休みもあるので、つい海に泳ぎに行きたくなるモノ。有名な海水浴場だと人が多すぎてうんざりしちゃいますが、「この時期しか行けないからしょうがない!」という方も少なくないかと思います・・^^;
しかし古くから、『お盆の海には絶対に行ってはいけない』という、怖い言い伝えも存在しています。この時期は怪談話などの怖い話しのシーズンでもあるので、いわゆる霊的なエピソードも色々耳にしますよね。。
そこで気になるのが、『何で縁起が悪いって言われているの?』という点。何となくは知っているかもしれませんが、突っ込んで聞かれると怪しいモノ!個人的に興味がわいてきたので、詳しく調べてみました!
- 本当にヤバイ5つのワケまとめ・・・
- 泳がなくてもNGって本当なの!?
- 事故が多発する理由が納得な件
- 子供にも要注意!
- 教え的な意味も込められていた?
- お盆に不思議な出来事が多発する理由が怖い
- 『地獄の釜の蓋』って何なの?
- 川は行っても問題ない?
などもまとめているので、友達に説明出来るように最後までチェックしてみてください!
お盆の海=縁起が悪い5つの理由
一口にあると言っても、古くから伝わっている言い伝え的や、思わず納得してしまう説など様々あったので、まとめてみました。
今回は代表的な5つの理由について、それぞれ詳しく見て行きたいと思います!
①先祖の霊が帰ってきているから
昔からよく言われる言い伝えの中に、「お盆期間は海に行っちゃダメやぞ!」というのがあります。誰しも一度はおじいちゃんおばあちゃんに、そう言われた経験があるんじゃないでしょうか?
そもそもお盆シーズンは、あの世から帰ってきた祖先の霊を供養するための時期なので、『わいわいとレジャー場所で遊ぶのは不適切』という考えも、根強いみたいですね。
具体的によく言われるのは、コチラ。
- 泳いでいたら一緒に向こうの世界に連れて行かれる
ちなみに沖縄では、『帰ってきた先祖の霊は海へと帰って行く』と言われているので、言い方は悪いですが道連れにされる的な感じになるワケです。たまに観光客が泳ごうとして、地元民に怒られてしまうとか・・^^;
②帰る場所がない霊に悪さをされる
先ほどの祖先の霊とも似てくるのですが、海で水難事故にあった人達が悪い霊となって、楽しそうに泳いでる人達を水中に引きずり込もうとするという説もあります。
帰る場所がある祖先の霊はまだ良いのですが、供養されてない霊は行き場がないため、集まってくるケースも多いと言いますよね。。
よく霊感がある人は、
- 「海はたくさん霊がいるから行きたくない」
- 「どうしても水中から無数の手が伸びてるのが見えちゃう…」
という事をサラッと言っちゃうのですが、こういう理由もあるみたいなんですね。
海に近づくだけでもダメなの!?
僕は怖い系の話しが苦手なので、マジで怖過ぎます・・^^;
更に有名な心霊スポットとかだと、ビーチ近くの道を通りかかるだけで影響を受けてしまい、車のハンドルが切れなくなった、急にブレーキが効かなくなった、などの事例が報告されていたり。。
もちろんホラーシーズンなだけに、作り話の類もあると思いますが、その反面真実味もあるトコが不気味でもありますよね。。
③水難事故が多く起こっているから
夏に泳ぐ場所と言ったら、「プール」「海」「川」位しかないので、そりゃもう多くの人が毎年泳いでるワケなので、その分、溺れて亡くなってしまう方も後を絶ちません。。
言い換えると、今これから泳ごうとしている場所が、過去に誰かが溺れた事故が発生した場所だったということも珍しくないワケです。
溺れてしまう理由は色々考えられるのですが、具体的にこんな感じ。
- 海流の流れが変わりやすい
- 波が高くなりなりやすい
- 水草が増える時期なので足に絡まりやすくなる
- 急激に荒波になったりする
- 水温が急に冷たくなったりする
- 天候も変わりやすくて急な夕立や雷雨に遭遇する
- 普段泳ぎ慣れていない場所で泳いでしまう
- クラゲが大量発生するから刺されたら危ない
こうやってまとめ見てみると、他のシーズンと比べてもかなり危険な事がよく分かりますね・・^^; このあたりの事を漁師の人達はよく分かっているので、『漁師町では近寄らないのが普通になっている』、というのも耳にした事がありますね。
そしてこういった事故の原因も、悪い霊の仕業であるとも言われています。ちょっとこじつけっぽい気もしますが。。
本気でヤバい自然現象とは!?
あまり聞き慣れない言葉ですが、『土用波(どようなみ)』と呼ばれる、非常に危険な大波が多く発生する事でも知られています。簡単に説明すると、遠洋にある台風の影響で巨大化した波なのですが、大きいタイプになると、普通の波の3倍近くの大きさになる事も!
泳ぎに自信のある人やベテランサーファーででも、一瞬で飲み込まれてしまうんです。。子供とかだとひとたまりもないですね。
独特のうねりもある上に、大潮(海面の高さが1番大きい時)ともかぶりやすいので、縁起とかじゃなくても、かなり危険な事が分かりますね。
子供からも目を離さないように!
遠浅タイプの海でも、つい気が大きくなって深いトコに行ってしまい・・・というケースは、残念ながら毎年起こっているんですよね・・^^;
そしてクラゲに刺されたショックで上手く泳げなくなり、溺れてしまう事もあるんです。クラゲの種類によっては全身に激痛が走ったり、ミミズ腫れになったりするので、見つけても近寄らないのがベストですね!
④単なる迷信だった
先ほど紹介したような霊的な言い伝えを信じている人もいる一方で、「縁起とか全く関係なしの迷信だよ」という人も少なくありません。
人は『何らかの現象が起こると理由をこじつけたがる』という面も、確かにあると思うので、この説もそれなりの説得力はありますよね・・^^;
教訓的な意味も!
先祖がいないと今の自分が存在していない=自分のルーツとも言えるので、スゴく大事な時期でもあるのは間違いないですからね。
⑤単なる言い伝え
色々と怖い理由もあると説明してきましたが、それも全て先人の知恵的に作られたモノであるという説もあります。つまりあらゆる危険があるので、海に近寄らないためのエピソードを作って行かせないというワケです。
まぁある種の優しさとも言えそうですが、本当の真相は分からないので、余計に不気味に感じてしまいますよね。
他のユニークな話では、「お盆でバタバタしてる時にトラブルがあったらみんなが迷惑するから、家で大人しくしてろ」という意見もありましたが、確かにそれもそうだなと。。
変な仕事を増やされたら、ゆっくりと休んでる身としては、たまったモンじゃないですからね・・^^;
お盆に不可思議現象が多発するワケとは!?
コレは付き合いのある占い師の方が教えてくれた内容なのですが、興味深かったのでシェアしたいと思います。
7縲鰀9月あたりは俗にいう霊能力者系の人は、1年で1番忙しくなる時期でもあるという事。つまりそれだけ、あらゆる不可思議、怪奇な現象が起こりやすい時期であるというワケですね。
そこにはやはりお盆行事が関係しているらしく、帰ってきた先祖の怒りに触れた結果、良くない事ばかりが起こるという事らしいです。
後は、ちょっと冷静な意見としては、
- 気候のせいで行動範囲が広くなるから
- 夜に出歩く機会が増えるから
- 肝試し的に涼しくしようという風潮があるから
などもありました。
確かにどれも思い当たる事なので、納得せざるを得ないという感じですね。。(笑)そして次で紹介する、ちょっと聞き慣れない言葉も、関係しているといいます。。
地獄の釜の蓋が開いていた・・・
『地獄の釜が開く』と聞くと何ともオドロオドロしい気もしますが、『閻魔斎日(えんまさいじつ)』と呼ばれる期間が関係しているんです。
簡単に説明すると、その間は地獄の鬼達も定休日になってみんな休んでしまうから、色んな霊があの世とこの世を行き来できるようになるよ、という感じ。その期間が7月中というワケです。
つまり7月になると海に限らず、全体的に霊の数が増えるという感じなんでしょうか。そりゃ縁起も悪くなりますよね。。調べなきゃ良かった(笑)
海じゃなくて川は大丈夫なの!?
僕はどちらかと言うと、小さい頃は海より川の方で遊んでいたのですが、コチラはどうなんでしょうか?
結論としては川も危険と言えます。理由としてはコチラ。
- 『てっぽう水』と呼ばれる洪水並みの激流が押し寄せてくる
- 地下で冷えている山の水のため水温が低く、心臓に負担がかかる
また、泳ぎやすかったりキレイな川ほど、人が少なかったりするのも危険とも言えそうです。。
まとめ
という感じで、お盆の海は縁起が良くない理由について、詳しく見てきましたが、よく言われている霊のエピソードにもそれなりのワケがある事が分かりました。自然的にも普通に危ないですしね。。
そして夏には外せない季節行事でもあるので、何もない日頃でも、代々のご先祖様が見守ってくれているおかげという考え方もあるので、供養をして感謝の気持ちを伝える事が良さそうですね^^
ちょうどこの時期は海水浴の終わりとかぶっているので、何とかして行きたいという人も多いかと思いますが、参考になればと思います!^^
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