耳って普段からそこまで意識する場所じゃないですが、先日ふと触ってみると何と耳の後ろ側にコリコリしたしこりを発見したんです。最初はあまり気にしてなかったのですが、徐々に大きくなってきてるし、色も赤くなってきて、普通に痛い。。

ちなみに僕の原因はコチラの、マグネット型ピアス。。

文字通り表側と裏側を磁石で挟み込むので、穴を開ける必要のないピアスですが、長時間付けてるとギュ〜〜として痛くなったので、すぐに外したのですが、後日腫れてきたという・・^^;

しかも何もしなくてもズキズキと痛むので、「コレはただ事じゃない！！」と思ったので、詳しく調べてみました！

そして女性の場合、『しこり』というと、乳ガンの初期症状という嫌なイメージがあったりしますが、今回のケースではどうなんでしょうか？

なども詳しくまとめているので、辛い症状を改善しちゃってください^^

耳の後ろのしこりが痛い時は何科に行く？

痛くなるとまず気になるのが、「どの病院に行くべきか？」という点ですが、原因や症状によって変わると言えるので、そちらを見て行きたいと思います。

まずは最も多い原因はコチラ。

①粉瘤（アテローム）

あまり聞き慣れない言葉ですが、簡単に言うとニキビのような出来物のこと。治りが遅かったり徐々に痛くなってきたら、この粉瘤（ふんりゅう）の可能性があると言えます。

症状をまとめてみました。

一般的には良性腫瘍（りょうせいしゅよう）なので、痛みはないのですが、大きくなるにつれ細菌が侵入する事によって膿がたまり、結果「痛い！！」となる事も少なくないんです・・^^;

行くべき病院はコチラ！

気になる原因ですが、大半はよく分かっていません。毛根が関係しているという説もありますが、そもそも毛がない耳にも出来ることから、ストレスや体質的な部分も関係していると言われています。

今回の症状で1番多いのが、この粉瘤になるので、まずコチラを疑ってみてください！

②肉芽（にくげ・にくが）

何だか怖そうなネーミングですが、ピアスなどの異物が原因で出来てしまうしこりになります。

オシャレでしているピアスですが体からしてみると排除すべき敵になるので、『防御のために作る肉の塊＝肉芽』というワケです。

耳の場合は分かりやすいので、ほぼピアスをしている部位の近くに出来ます。ピアスホールの近くなどですね！なので、ピアスを開けていてこのような状態になっている人は、コチラを疑ってみても良いのかもしれません。

何科に行けばイイの？

具体的な原因はコチラ。

僕も開けていたのでよく分かりますが、耳の後ろまで貫通する為、ピアス選びやケアを適当にやっちゃうと、すぐに炎症が起こるので、注意したいトコです。

非常に痛みを感じやすい器官でもあるので、気を使って上げてくださいね〜

③リンパ節炎

まずリンパ節ですが、全身にあるリンパ腺（りんぱせん）が集まっている場所を指します。体外から入ってきた細菌を退治する働きがあるのですが、腫れてしまうと色々と不調が起こってしまうんです。。

ちょうど耳たぶの裏側には『耳介後リンパ節』というリンパ節が通っているため、ココが腫れてしまうと痛みが出てくるんですね。

病院は？

④耳前瘻孔（じぜんろうこう）

先ほどの粉瘤とよく間違えやすい病気に、この耳前瘻孔があります。瘻孔とは小さいくぼみの事を指すのですが、そこの周りに炎症が起こってしまうんです。

どの病院に行くべき？

場合によってはかなり奥深くまで悪い状態になってしまい、手術が必要となるケースも。。

そしてもともと耳の後ろ側は汗をかきやすい部位なので、特に夏場などは十分によく洗う事が大事になります！

上半身や背中などはベトベトして気持ち悪いのでよく洗いますが、耳はそこまで洗わないケースが多いですからね・・^^;

先天性タイプは遺伝するので防ぐのが難しいと言えますが、一度気になったら専門医に診てもらってください。

⑤痛風

しこり自体は先ほどの紹介した粉瘤なのですが、痛風の前兆の可能性もあると言えます。

つまり「これから痛風になるよ！」と教えてくれているサインと言えるので、放っておくと悪化する危険があるんですね。。

この場合は『痛風結石』と呼ばれる小さいコブが出来ますが、痛風に深い関係がある尿酸結晶の塊なんです。

病院は何処になる！？

見分け方はあるの！？

この場合は、耳だけではな全身中に粉瘤が出来るので、比較的早く発見出来やすいんです。明らかに異常ですからね・・^^;

場所によっては痛みも出てくるので、よっぽどの事がない限り、放置はしないと思いますが、少しでもおかしいと思ったら、病院にかかってください。

しこりの原因がよく分からない場合は何科に行けばイイ！？

先ほど5つの具体例を紹介しましたが、「う〜ん、まだちょっと分からないな」という場合は、どうすべきか？2つの事例を紹介していきますね！

①両方ある病院にかかる

肉芽などある程度、原因が絞れている場合は、形成外科と皮膚科の両方を担当している病院を選ぶというのも手かと思います。

ちょっと突っ込んだ話しをすると、自分の専門外の科でも看板を掲げる事は違法ではないので、それでも100%確実とも言えませんが、それなりの目安にはなるかと！

そこまで不得意な分野の看板を出すのも、考えにくいですからね・・^^;

②総合病院の受付で確認する

そこそこ大きい規模の総合病院の場合は、まず受付で症状を伝えると「どの科にかかれば良いか？」を教えてくれたりします。かなりの数の分野に分かれているため、迷ってしまう人が続出するからですね・・^^;

総合診療科があれば、そこを案内される可能性も高いですね！

そして総合病院のメリットとしては、自己判断より適切な専門医にあたる可能性が高い、医療設備が整っている事が多いという点です。小さいクリニックだと「ウチじゃ検査出来ないから、他で検査してもらってくれ」というケースもよくありますので・・^^;

しこりが痛くない時は放置でもOKなの！？

痛みがない場合は、先程も紹介した粉瘤が原因になっているケースが多いのですが、放置のまま治ることはあまりないので、ある程度大きい状態になってきたら、早めに一度病院にかかった方が良いと言えます。

細菌が入ってしまうと腫れ上がってしまい、目立つ場所だけに見た目的にもよくないですからね・・^^;

腫れてない場合でもダメ！？

見た目で炎症が起こってないと「そのままでもイイかな？」と思ってしまいますが、根本的な治療を目指すのであれば、手術をするという選択肢も出来てます。

多いのが再発を防ぐために、その袋ごとゴッソリと取り除くモノになります。場合によっては担当医の判断で、穴を開けて中身を出してから袋を除去するケースもあるんですね。

例えば1番多い粉瘤についても、悪性ではないので手術をするかどうかの判断については、「どうしますか？」と医師から聞かれるパターンもあるので、どうしたいのか？を考えておくと良いかなと！

治療費はどの位かかるの！？

治療費にかんしては「健康保険が適用されれば、そこまで高くないだろう」と思ってしまいますが、手術などが必要になる場合だと、ちょっと気になるトコではありますよね。

原因ごとにまとめてみました！

思ってたより高くないので、安心しました！そして自分で治せるケースもあるので、そちらも紹介していきますね。

自己治療も可能って本当？

ちょっと手間がかかりますが、症状が良くなるケースもあるので試してみる価値はあるかなと思います！

まとめ

詳しく見てきましたが、原因は色々あれどそのまま放っておくのはNGという事が分かりました。そして診療科をまとめると、こんな感じ。

今回紹介した肉芽のケースでは、防衛機能が働いて結果的に出来物が出来てしまってるワケですが、しかし、人間の体は本当によく出来ていますね・・^^;　　

他の記事でもよく言っていますが、何も異変がない健康な状態であることに感謝しないといけませんね〜まぁしばらくすると、そのありがたみもすぐに忘れちゃったりするのが、アレですが（笑）

ちなみに僕の場合は、マグネットピアスが原因の粉瘤だったので、石鹸でゴシゴシ洗って清潔にしていたら治りました！1ヶ月くらいズキズキしましたが、完治して良かったです。。


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