たまにピキっと嫌な感覚がふくらはぎに走って、次の瞬間、つって激痛に襲われる事がありますよね・・僕も先日水泳を1kmくらいノンストップで泳いでいる時にいきなりつって、その場から動けなくなりました^^;
水中なのでまだ地上よりマシと思われるかもしれませんが、あまりの痛さに動く気力が失せるレベルだったんですね・・
幸い僕の場合は、10分くらい動かずにいると回復したのですが、中には歩けない程まで痛みが残る場合もあるという事を知りました!ちょっと他人事じゃないので、詳しく調べてみました!
- ズバリつる原因は何!?
- 運動中につった場合は?
- 電解質も関係してるの?
- 酷い場合は、別の可能性もあるの?
- 歩けない時の詳しい対処法!
- 湿布はどうなの?
なども詳しくまとめているので、つってから焦らなくて済むようにチェックしてみてください!^^
ふくらはぎがつる原因は何なの?
ふくらはぎがつる時は、腓腹筋(ひふくきん)と呼ばれる太くて強い筋肉で起こりやすいので、俗に言う『腓(こむら)返り』とも呼ばれたりしています。
その他につりやすい部位としては、
- ふくらはぎ
- 太もも
- 足の指
などがありますが、その中でも特にふくらはぎは筋肉や神経が集中していて負荷がかかりやすいので、つりやすい場所と言えるんですね!
数多くの要因が・・
そんなふくらはぎですが、つってしまう原因としては、
- 激しい筋肉疲労のため
- いつもと違った筋肉を使った
- 体全体が冷やされている(例:寒い日のプールなど)
- 電解質バランスが崩れている
- 病気によるモノ
という感じで様々ですが、更に詳しく2つの原因を見ていきましょう!
①運動中につった場合
歩けない程の痛みが残る場合は、ふくらはぎの筋肉内にある運動神経が急激に高まる事で、筋や腱が伸び過ぎてしまっているケースが多いと言えます。
特にサッカー、テニスなど激しく走り込むスポーツだと、このような痛みが発生してしまう事が多いんですね!確かに部活などでサッカーをやっている人に、特に多い気がします・・^^;
電解質も関係してくる!
運動をしていると当然汗をかきますが大量にかいてしまうと、ナトリウムなどの電解質が失われてしまい普通より過敏な状態になってしまうんですね・・血液中で起こっている事なので分かりにくいですが、
真夏になると「熱痙攣(ねつけいれん)」という症状が出る人も増えますが、コレも電解質バランスが崩れた事によるモノと言えます。
よく「水分補給は水だけじゃダメ」と言われるのも、こういう理由があるんですね・・^^; 僕も水大好き人間なので、意識していきたいと思います。
②夜中寝ている時につった場合
たまに寝ている時にいきなり、ふくらはぎがピキっとなってつる事がありますが、コチラの場合は、
- 冷えや汗をかく事で血流が悪くなる
という事が原因と言われています。
睡眠中は日中ほど動かないため血液の流れが悪くなりやすく、つる可能性が高いと言われているんですね!
冷房にも要注意!
ふくらはぎを含めた足全体の筋肉が冷える事によって、より筋肉が萎縮してつりやすい状態になっているので、せめて布団をかけるなどして上げましょう!
確かに僕もたまに夜中につりますが、気付いたら布団を蹴飛ばしていて、何もかぶせてない状態が多いです(笑)
肉離れの可能性も!
ふくらはぎのあまりにも激しい痛みは、肉離れの可能性も否定出来ません。
というのも、筋肉疲労が起こりやすい部位なので、筋肉が伸びるだけじゃなく断裂してしまう事が珍しくないからです!
酷い場合だと、明らかに目に見えるレベルの内出血が起こり、自力で歩けないというケースもあるんですね・・翌日になっても治らず、そのまま1週間以上、痛みが残ったままだと、肉離れが起こっている事も考えられるので、あまり動かさないようにして病院に行きましょう!
歩けない程痛む際の5つの対処法!
程度にもよりますが、歩けない程の激痛がふくらはぎにある場合、少しパニック気味になりますが、焦らず下記の順番で応急処置をしてみてください!
それでは5つの手順を見て行きましょう。
①全身をリラックスさせる
つい力んで、つった足を中心に緊張してしまいますが、深呼吸をしながら力を抜いてみましょう。
よく言われる事がですが、かなり大事なんです!
②楽な体勢を見つける
つると反射的に痛い場所をモミモミしたくなりますが、筋肉に直接ダメージが溜まってしまうので止めてください!
そしてしばらくして激しい痛みが収まったら、片膝を立てて痛みが少ない体勢を見つけましょう。
③ゆっくり伸ばす
楽な体制が見つかったら、いきなり伸ばさずにゆっくりとストレッチをして行きます。
コレには、異常が起きてしまった筋肉や筋を和らげるという効果もありますが、脳へ伝達を送り急激な収縮をストップさせるという働きがあるんですね!
④足首を軽く回す
ふくらはぎをつる事によって足全体がこわばった状態になっているので、リラックスをするためにも足首をゆっくり回します。
動かして痛みがまだあるようなら、無理に動かさない方が良いので控えてください。
⑤しばらく足を伸ばさない
せっかく楽になっても、またすぐに伸ばしてしまうと再度つりかねないので、注意して膝を曲げておく事をオススメします!
この状態でしばらく安静にしてみてください。
湿布を貼るのは逆効果!?
確かに冷たくて気持ち良いので効きそうな気もしますが、余計に筋肉を収縮させてしまうので再びつるというケースもあるんですね・・^^;
患部を急速的に冷やせる冷却スプレーも同じ事が言えるので、控えた方が無難です!
どちらかと言うと、つる前の筋肉痛や疲労が溜まっている状態だとそれなりの効果があるので、冷やして上げてください^^
その他の対処法!
先ほどのような応急処置ではなく、普段の生活の中で実践していく予防的な方法を3つ紹介したいと思います!
一度つってしまうと、癖になってしまうとも言われているので、無理なく出来る範囲で日頃から気を使って上げると、防ぎやすいと言えます!
①程良い運動をする
足がつるというのは激しい運動をする人にも多いのですが、適度な筋肉量をキープするという意味では足を鍛えるのも重要と言えます。
血流も良くなり疲労回復にも役立つので、無理をし過ぎないように毎日やる事をオススメします!
具体的には、
- 夜に片膝を立ててゆっくりと両手で揉みほぐす
- ゆっくりと膝が伸びている事を意識して屈伸を行う
という感じです。
注意して欲しいのは、「まだまだ平気だから!」という理由で、一気にやり過ぎない事!疲れが残ってしまうと意味が無いので、少しずつマイペースにやってみてください^^
僕は張り切りすぎて一気にやってしまうクセがあるのですが、経験上、全く続かないので要注意です・・・(笑)
②お風呂に浸かる
最近では、普段シャワーだけという人も少なくないと思いますが、やはりゆっくりと湯船に浸かって、体全体を温めるのは筋肉的にも効果的と言えます。
ふくらはぎは他の部位と比べて自分でマッサージをしても、かなり気持ち良い場所なので、モミモミして上げてくださいね!
③スポーツ飲料水を摂取する
足がつりやすくなる原因の1つには電解質不足も挙げられるので、意識的に電解質を豊富に含んだ飲料水を飲むのも効果的です。
電解質は別名「イオン」と呼ばれていて、体液に近い電解質の溶液なので、汗で失われがちなイオンを素早く摂取出来るワケです!
アクエリアスなどが有名ですよね。
よく心配されている糖分ですが、糖分と同時に塩分も含まれているので、それだけが原因で糖尿病などになる可能性は低いと言えます。どちらかというと、その他の食生活全般の方が大事なので、そちらを意識する事をオススメします!
経口補水液は不向きなの?
なので通常の健康状態に飲む場合だと、ポカリスエットなどのスポーツ飲料水で問題ありません。もちろん、飲み過ぎると良くないので、程々にする事を忘れずにです!
最後に
ふくらはぎがつって激痛が走った時は、筋肉が収縮していたり、電解質不足になっている事が分かりました。
あの独特の痛みは本当に恐怖でしかないですが、今回紹介したような対処法をする事で事前に回避してもらえたらと思います!
一度つるとクセになるとも言いますが、あまりに頻度が多い場合は、病気の可能性も否定出来ないので一度、病院で診てもらう事をオススメします!後、やはり激しいスポーツをする時は、疲労が溜まったと思ったら無理をし過ぎないのが大事ですよね〜
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