食後すぐに寝ると、「そんなに食べてすぐ寝ると牛になっちゃうよ!」と怒られた経験がある人は少なくないと思います。僕はイイ歳なのですが、つい最近も、母親に言われてハッとしました(笑)
特に夕食はガッツリ食べるとつい眠くなってしまうのですが、行儀的に見てもあまり良いとは言えませんよね、まぁ僕もよくやってしまうのですが・・^^;
そして先日友人から「食べた後は数時間空けて寝ないとヤバイよ!」と言われて、「どうヤバイか?」が気になったので詳しく調べてみました!
- どの位空けないとマズいの?
- 5つのリスクまとめ!
- 意外と知らない良い事って何?
- すぐに試して欲しい裏ワザとは?
などもまとめているので、意外と知らない正しいノウハウをチェックしてくださいね^^
食後に寝るまでの時間はどの位がベスト?
まず結論から言うと、食後3時間は寝るのを控えた方が良いと言えます。
理由はシンプルで、消化している邪魔をしないタメなんですね!
食べた後すぐ胃に入った食べ物は、強力な胃酸と混ざった後フル稼働してドロドロに溶かされるワケですが、この時に外出したり、掃除をし始めちゃうと、エネルギーが分散されて大事な消化活動に集中出来なくなってしまうんです・・^^;
なので、食べた後の3時間は寝ずに起きておく事をオススメします!
3時間以下で寝ちゃうと起こる5つの弊害
気になるのが、「もし食べて3時間以内に寝るとどうなる?」という点ですが、具体的にどうなるのでしょうか?
今回は実際に起こりうる3つの弊害を紹介して行きます!
①良質な睡眠が取れなくなる
先ほど、すぐ寝てしまうと消化器に負荷がかかってしまうと説明しましたが、それはあらゆる消化器に負担がかかってしまうため、間接的に睡眠のクオリティを下げているとも言えるんです。
頭が寝ている間も胃や腸は常に消化作業をしているので、エネルギーの廻りが悪くなって疲労感やダルさが残ってしまうんですね。
起きた時に「何かスッキリしないな・・」と感じた時は、すぐ寝てないか思い返してみてください!僕も思い当たる節があるので気を付けなければ・・^^;
②脳へのダメージも蓄積する
消化の際、胃や腸などへ行く血液は増えますが、逆に脳へ届く血流量は減少してしまいます。
一度や二度だけでは起こりえないですが、そういう悪い習慣が身に付いている人は次第に脳へのダメージが溜まってしまい、結果的に脳卒中などのリスクが高まってしまうんですね。
そして血液は栄養分だけでなく、人体に欠かせない酸素も同時に運んでいるため、
- 冷え性が進行してしまう
- 食欲がなくなってしまう
- 脳が疲れて認知力が低くなる
などといった症状も出てきたりするんです・・
③太りやすくなってしまう
ダイエットをしている女性などにとっては一大事な内容ですが、どうしても消化するのに時間がかかってしまうため、太る原因になってしまいます。
特にマズいのが、深夜に食べてすぐ寝るという行為。脂肪を蓄積する成分の活動時間が深夜になるので、遅い程そのリスクが高くなるというワケですね。
④胃もたれになる
すぐ寝てしまうと朝起きた後に「何か胃もたれする・・」となってしまう事も珍しくありません。消化に時間がかかるとなると、それだけで胃の中に滞在する時間が長くなるため、胃に負担がかかってしまいます。
特にサラリーマンやOLの方は金曜日に食べて飲んで、そのまま寝ちゃう事が多いと思いますが、そうすると貴重な週末タイムをダルさと共に過ごすハメに・・^^;
こうなると月曜日にも疲れが残ってしまうので、まさに悪循環と言えますね。
⑤逆流性食道炎
今や珍しくなくなった逆流性食道炎ですが、コチラは悪い生活習慣が大きく影響するという特徴があります。
消化し切れてない時間帯に横になってしまう事で、大量に出ている途中の胃酸が食道の方に登ってきてしまうためと言えます。
まだ発症していない人も、すぐ寝てしまう事でこの病気になる可能性があるので注意して欲しいんです!
既に発症している人の場合!
具体的に意識して欲しい時間は1縲鰀2時間。この間は横になるのを控えてください。酷い場合は、夕食の両自体も減らした方が、胃への負担が少なくなると言えます。
実は横になるのは健康的だった!?
食後すぐに寝るのは先ほど説明したように、お世辞にも健康的とは言えませんが、寝ずに体勢だけ横になるのは良いと言えるんですね!
具体的な時間は30分で、この間は運動などをせずに安静にして上げてください。
「すぐ寝る=体に良くない」というイメージが強いので、コレは意外と思うかもしれませんが、キチンとした医学的な根拠もあるんです!
消化をサポート出来る!
一言で言うと、胃の消化の手助けになるからと言えます。何も活動をしない事で、消化作業をサポート出来るというワケ。
通常何かを食べた後は、食べ物を消化するので胃や腸に血液が集まるのですが、ココで運動などをしてしまうとそちらに血液が使われてしまうため、消化不良気味になってしまうワケです。なので無駄に動き回らずに横になる事で、胃腸の機能をサポート出来るんですね!
何かするのは面倒ですが、『何もしなくて良いよ!』というのは、すぐに実践しやすいかなと思います。
横になる時の向きでも変わる?
ただ横になると言っても、仰向けになったらつい寝落ちてしまうモノですが、傾ける体の向きを意識する事でより効果的に消化が出来るようになるんです!
それが体の右側を下にするという体勢。胃の出口は右側にあってそこから腸に繋がっているので、右を下にする事でより消化が良くなるというワケ。
お手軽に出来る上に、体に良い事をしているという感覚も味わえるので、知っておいて損はしないですよね!
ただし途中でも説明したように、逆流性食道炎になっている人は逆効果なので、横になる事は控えてください。
正しい習慣を身に付けよう!
当たり前ですが夕食は毎日食べるモノなので、「その後どう行動するか?」も決まったパターンがある人が多いと思います。
- 皿洗いをして次の日の朝食の仕込みをする
- TVを見ながらダラダラする
- シャワーを浴びて、お風呂に浸かる
- 音楽を聴きながらまったりする
などなど。
食べた後にはあまり動かずゆっくりと過ごす人も少なくないと思いますが、今まで見てきたように、その方が体に良いと言えるのでその習慣を続けて欲しいと思います!
逆にマズいのが悪い習慣が身に付いている人。すなわちすぐ寝ちゃう人ですね!こういうクセは意識しないとなかなか直りにくいので、今日からすぐに実践して欲しいなと思います。
そういう人向けのちょっとしたテクニックがコチラ!
実践的な裏ワザ!
- お気に入りの音楽
- 好きな雑誌
- 観たい映画
などを用意しておくと、睡魔に打ち勝てるのでオススメです!
心地良いと動く気がなくなりますからね(笑)ただ注意点としては、あまりに楽しみ過ぎて急いで食べないという事。ゆっくり噛むというのも消化に優しいと言えますからね^^
最後に
食後にすべき事としちゃダメな事について詳しく見てきましたが、一見似ている『睡眠』と『横になる』という行動の間には、大きな差がある事が分かりました!何となくは知っていても、ココまで具体的に知っている人は少ないと思うので、周りの知り合いとかにも教えてあげて欲しいなと!
胃や腸は一生付き合っていく必要がある大事な消化器官なので、普段からいたわって、出来る事はして上げるのが精神的にも良いかなと個人的に思います。
特に20代という若い世代は、ちょっと無理な飲み方や食べ方をしても平気なので、つい乱れがちですが、そういう事が積もりに積もって30代以降の体に響いてくるので、注意して欲しいなと!
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