暑くて眠れないほどの熱帯夜は、ついエアコンの快適さに頼ってしまいますよね縲怩クっと付けっぱなしにしている人も多いんじゃないでしょうか。
そこで気になるのがエアコンの設定。温度も大事ですが、日本の夏は熱帯夜と呼ばれるほど湿度も高いので「やっぱりドライの除湿機能を使った方がイイのかな?」と迷ったり・・・
僕も夏場はエアコンにお世話になる事が多いので、気になって詳しく調べてみました!
- 暑い夜には除湿の方がイイの?
- 温度と湿気の意外な特徴
- 本当にエアコンで除湿出来る?
- 電気代は冷房より安い?
- 除湿機ってどうなの?
なども紹介しているので、エアコンとの正しい付き合い方を身に付けちゃいましょう!^^
冷房と除湿どっちが効果的なの?
夏はエアコンを付けっぱなしにしている人も多いと思いますが、暑苦しい熱帯夜だと「冷房」か「除湿」か迷ってしまいますよね縲彌r
まずこの両者の違いは、このようになっています。
- 冷房 ⇒ 部屋の空気を追い出して温度を下げる
- 除湿 ⇒ 部屋から湿気を追い出して湿度を下げる
熱帯夜であれば、両方高い状態と言えます。
そもそも目的が違うので比較するのが難しいのですが、結論から言うと冷房機能の方が優れているケースが多いと言えます。
今回は2つ理由をピックアップしているので、詳しく見て行きましょう。
①不快指数を下げやすい
除湿は先ほど説明したように湿度を下げるのが1番の目的なので、室温を下げる機能は冷房より劣ります。
よく梅雨シーズンに聞く「不快指数」という言葉を聞いた事があると思いますが、湿度と温度が深くかかわっています。この不快指数の数値が高くなるほど不快になるのですが、特に熱帯夜になると、この数値もグンッと上がるんですね^^;
数値的にはこのようになります。
- 65縲鰀70% ⇒ 快適
- 75縲鰀80% ⇒ 少し暑い
- 80縲鰀85% ⇒ 汗が出るほど暑い
住んでいる地域や環境にもよりますが、75%以上と言えます。
計算式はメチャ複雑なので省きますが、温度を下げた方がこの不快指数も下がりやすいので、快適になると言えるんですね^^
②乾燥しにくい
除湿は部屋中の湿気を取り除こうとするので、長時間付けっぱなしにすると必要以上に乾燥してしまい、風邪を引く原因になってしまいます。
まぁそもそも冷房自体、使い方によっては体に悪いのですが、除湿の方が悪影響が強い傾向が強いと言えるんです。
特に夏場は冬と違い、乾燥に鈍感になりやすいので要注意です!
意外と知らない湿気の特徴!
そして実質的には、同じ環境下で「冷房」「除湿」を使ったとしても、冷房の方が除湿量が多いという結果が出ているんですね!
まぁだからと言っても、もちろん下げ過ぎは注意ですが・・^^;
エアコンの除湿は微妙って本当なの?
一般的なエアコンには「除湿(ドライ)」機能が付いていますが、コレだけでは十分に除湿出来るとは言えないんです。
ベストなのは、比較的高価なエアコンに付いている最熱除湿という機能で、効果的な除湿が可能となっています。まぁこの機能が付いているエアコンを買う層は、電気代はあまりに気にしなさそうですが・・(笑)
理想的な湿度は?
- 温度 ⇒ 28度
- 湿度 ⇒ 40%
になります。
どうしても28度じゃ暑い場合は、26度にしてみてください。そもそも熱帯夜は「最低気温が25度以上ある夜」なので、28度じゃ暑く感じてしまうかもしれません・・・^^;
そして湿度の数値を調整出来るエアコンの場合は、数値を40%、多くても50%辺りに設定するのがオススメです!
温度はよく意識しますが、湿度の数値まで気にしている人は少ないんじゃないでしょうか?僕も全くしてなかったので・・(笑)
電気代はどっちが高いの?
家計が気になるママさんだけじゃなく、一人暮らしの男性に電気代が気になりますよね。
電気料金は除湿のモードによって変わると言えますが、一般的にはコチラ(上から順番に高い順)
- 最熱除湿
- 冷房
- 弱冷房除湿(一般的な方)
「電気代をとるか?快適性をとるか?」悩ましいトコですが、個人的には快適性を取った方がイイんじゃないかと!
ただ、エアコンの機種によっては、除湿より冷房の方が安いケースもあるので、気になる場合は説明書やメーカーサイトでチェックを!
除湿機はアリなの?
エアコンだけじゃ湿気がなくならないから、「別に除湿機を買った方がイイかな?」と悩んでいる人もいたりしますが、実際のトコロどうなんでしょうか?
除湿機のデメリットとしては、コチラがあげられます。
- かなり狭い範囲しか除湿出来ない
- 逆に気温が上がりやすい
除湿機はエアコンより電気代なども安いですが、小型なだけあって範囲が限られてしまいます。特に1万以下などの安いタイプはパワーも弱いので、広い部屋だとかなり難しいです・・・
そして、稼働させる事で背面から熱が発生し湿度は下がったとしてもその分、部屋の気温が上がるので、コレじゃあまり意味はないですよね^^;
目的が室内干し洗濯物を乾かすなどであればまだしも、暑い夜を過ごしやすくするのには不向きと言えます。
なので個人的には、エアコンの方が快適度は高いので、除湿機はオススメしにくいんですね・・・^^;
熱帯夜を快適に過ごす3つの方法!
冒頭では、除湿よりも冷房の方が優れているとお伝えしましたが、あくまでエアコン単体で見た場合で、使い方によって変わってくるので、より実践的な方法を見て行きましょう!
①扇風機と組み合わせて使う
扇風機というと風を体に当てて涼むイメージが強いですが、直接体に当てるのではなく、部屋全体の空気を流すという役割をオススメします。
その他にも、
- かいた汗を発散してくれる
- こもりやすい湿気や空気を流動してくれる
- 体が冷え過ぎない
という多くのメリットがあり、快適さを保ってくれるので、イイ事尽くめなんです。
この場合だとかなり涼しくなるので、冷房よりもドライモードの方が向いているかも!
そして住んでる場所が高い場所だと窓を開けたりすると、扇風機だけでも行けそうですね^^ 防犯面が問題なければですが・・
②快適なグッズを使用する
コレはベタな方法ですが、それなりに効果があります。
- アイスノンなどのアイス枕を使用する
- 保冷剤をタオルでくるんで、全身を冷やす
- ゴザなどを布団、ベッドの上に敷く
などですが、僕はペットボトルを凍らせて、それをタオルで枕代わりにして寝たりしてました。効果は全部溶けるとかなりベチャベチャにあるので、ボチボチでした(笑)
そして変わったのでは、ハッカのスプレーを作って体や寝具に使うという方法。スースーして快眠出来るという声もありました!
ハッカに匂いは好き嫌いが分かれるので、好きな人はチャレンジしてみてもイイんじゃないでしょうか^^
③服を着ずに寝る
もはや除湿とか全然関係ないですが、「電気代を抑えれてかつ快適に寝れる」となると、下着もパジャマも着ずに寝るという方法もあります。
この状態だと、服を着た時より快適に過ごせる気温が約3度ほど高い29度と言われているんですね!つまり、「服を着ている時より多少温度が高くても快適に眠れる可能性が高い」という事!
慣れないと違和感がありますが、慣れたら問題ないみたい(笑)後は、逆に冷えやすくなるので、お腹を冷やさないように注意です!
まとめ
暑い夜の過ごし方を紹介してきましたが、身近なエアコンの機能なのに思っていたより知らない事だらけで、ビックリしてしまいました^^; 知ったつもりで使うのは、効果も怪しいですし何より快眠出来ないというのが、かなり損ですよね縲彌r
僕の部屋は3階ですが、かなり夜は暑くなるので除湿モード&扇風機作戦で、熱帯夜を乗り切りたいと思います!
あなたも睡眠不足にならないように、エアコンを上手く使って乗り切ってくださいね^^
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