普段ほとんど意識する事のない爪。女性だとマニキュアや足元を鮮やかに彩るペディキュアなどをしたりしますが、男性だとよほどの事がない限り、まぁ関心は薄いですよね・・^^;
しかし、爪がはがれるという異常事態になると話しは別!僕も小学校の頃、足の親指がメチャクチャ腫れ上がって爪と爪床の間にハサミを入れられ、チョキチョキ切られたというトラウマがあるんです・・しかも麻酔なし(笑)
はがれるトコまでは行かなかったですが、「病院に行く時は何科がベストなの?」と疑問に思ったので調べてみました!
- 爪がはがれちゃったら何科がイイの!?
- アクシデントの場合は?
- 病気っぽい2つのケースはどう?
- 子供の場合はどの病院に行くべき?
- すぐすべき応急処置の手順とは?
なども紹介中なので、もしそうなった時にテンパらないように最後までチェックしてみて下さい縲怐I^^
爪がはがれた時は何科に行くべき!?
まず爪は医学的に皮膚の一部とされているので、専門の科は皮膚科になりますが、外傷は外科や整形外科でも診る事も出来るので、そちらでも問題ありません。
判断基準は症状にもよるのですが、
- 爪の周辺に炎症が起こって腫れ上がっている
- 出血があり痛みも酷い
という場合には、外科や整形外科の方が良いという事もあります。
症状ごとに詳しく見て行きましょう。
アクシデントによる場合!
ふと何かの拍子にタイミング悪く、強い衝撃が加わってしまうと、はがれる事も珍しくありません。
- 思い切りドアに挟んで半分はがれた
- 重いモノを落としてしまい、完全に取れてしまった
- 革靴で足を踏まれて、内出血した後に取れた
という感じですね。
コチラは痛みが強いのでつい焦ってしまいますが、基本的には皮膚科で問題ありませんが、あまりにも痛みが酷い場合や変色、変形が見られる場合は、すぐに診てくれる病院を探しましょう!
そして一度ケガをして爪がはがれてしまった人は、新しい爪が生えてくるまでの負担が大きいため、後ほど説明する巻き爪になりやすい傾向があるので、参考にしてみてください。
病気の可能性がありそうな場合!
今回は特に多くの人に見られる2つの病気について、紹介して行きたいと思います。
- ①爪甲剥離症(こうそうはくりしょう)
爪の先端部分が徐々に薄くはがれている状態で、俗に言う『二枚爪』になります。主に手の爪に多く発症するんですね。
特徴としてはこんな感じ。
- 乾燥する冬に起こりやすい
- 鉄分不足が原因でも起こる
- 強い化学物質が入っている洗剤やシャンプーでもなる
- 過度な除光液の使用でもなる
- 楽器演奏者や水仕事の人にも多く見られる
完全には剥がれてない状態が多いので、その場合は手先を休める事で症状が改善したりします。
ただ、変形があったり変色している場合は放置しておくと悪化する事もあるので、皮膚科を受診してみてください!
- ②巻き爪も要注意!
巻き爪もはそのネーミング通り、爪が丸く巻いた状態になる病気で、ほとんどが足の親指に起こります。割合は約10人に1人が発症しているという、割りと一般的な病気なんです。
悪化すると皮膚に食い込む陥入爪(かんにゅうそう)を引き起こし、激しい痛みとともに出血したり化膿するケースもあるので、注意したいトコ・・
そして怖いのが、病院に行くまで巻き爪の自覚症状がない人が多いという点。あまりの痛みで来院してから、「自分が巻き爪だった」と知るんですね^^;
コチラの場合も、皮膚科や外科でも問題ありませんが、最近はVHOというワイヤーを用いた近代的な治療法も確立されているので、最新治療に対応している病院がベストと言えます。整形外科でも対応してるトコもありますね。
簡単に言うと、歯の矯正みたいに約1年間じっくりと時間をかけて正常な形に戻して行くという方法なんです!一度治ったように見えても再発しては意味が無いので、こういう治療方法は良いですね^^
子供の場合は何科になる!?
爪がはがれるというトラブルは、大人と比べて注意力がなかったり、元気に走り回る子供の方が多かったりします。
それ故に頻発するのが、足の爪に起こる異常。
具体的には、
- 家具の角に足をブツけてはがれる
- 足の上にモノを落として割れる
- 思い切りドアに突き指して、はがれそうな状態になっている
などなど、挙げればキリがない程色んなケースがあるんですね・・^^;
そして行くべき病院は、小児科がオススメです。子供は「大人が小さくなっただけの状態」と考える人も多いですが、身体的にも大人と全く異なっているので小児科になります。
既に小児科のかかりつけ医がいる場合は、行く前に電話で詳しい状況や症状を説明して、「どこに行くべきか?」を相談するのもアリですね!
ケースに寄っては、大人と同じ皮膚科や整形外科になる事もあります。
はがれた時の応急処置の手順!
急に強い力が加わってしまうと割れたりはがれたりしますが、パニック状態にならずに患部をよくチェックしてみてください。
痛みが強い場合は思わず目を背けたくなりますが、治りやすくなるタメに頑張っていきましょう!
行う手順としては、
- まず消毒をする(化膿を防ぐため)
が最優先になります。
特に完全にはがれてしまった状態だと、雑菌やバイ菌に対して無防備になるので、最悪「もう二度と爪が生えてこない・・」という状況になりかねないので・・
次にすべき事は、状態によって変わってきます。
- 少しだけはがれている状態 ⇒ 取れないようにそのままにする
- 完全にはがれて取れている状態 ⇒ 患部を触らないようにする
という風に、とにかく患部に刺激がかからないように、最新の注意を払って診てくれる病院へ行きましょう!
特に子供は、興味本位で患部を触る傾向が強いみたいなので、どうしても心配な場合は、消毒後にガーゼなどでくるんで上げた方が良いかもしれません。
実際にはがれた友人の話しを聞くと、何故か爪の部分はほとんど痛みを感じなかったと言います。ただ、テーブルの足にブツケた小指自体が赤紫に腫れ上がって変形していたみたいで、爪の心配をしている場合じゃなかったとか・・^^;
なにそれ、メチャクチャ怖い・・他人事じゃないので気を付けなければ(笑)
最後に
僕は正直に言うと病院や薬に抵抗があるので、余程の事がない限り行かない派なのですが、こういう緊急事態だと話しは別ですよね。とりあえず消毒をして、今回紹介したような病院へ行きましょう!
たまに自己判断をして、自分だけで治そうとする人もいたりしますですが、あまりにもリスキー過ぎますからね・・^^;
そして爪を完全にはいでしまうと、新しい爪が大きくなるまでに約半年くらいかかるので、無理せず患部に負担がかからないようにいたわって上げてください!
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