いつもお世話になっている人に「ありがとう」という気持ちを込めて贈るイベントが年末の『お歳暮』になりますよね。
似たようなイベントには、お盆時期の『お中元』もありますが、両方とも贈らないよという場合は、お歳暮の方が優先度が高いと言えます。
そこで気になるのが、「いつまで続けるモノなの!?」という点。何か惰性でずっとお互い贈り合っているけど、「そろそろ止めたいんだよね。。・・^^; コレって普通なのかな?どう伝えるべきなの?」と悩みがつきません。。
親戚だけじゃなく会社絡みの人など、ちょっと他人事じゃないので詳しく調べてみました!
- 誰に上げれる必要があるの!?
- 具体的な人まとめ!
- 他人事じゃない3つの事例って何?
- 上司や友人はどうする?
- お互いに苦しい立場の親戚の場合・・・
- 途中でやめるタイミングはあるの?
- 管理人の実体験
- スマートな対処法って何?
などもまとめているので、周りに聞きにくい悩みを解決しちゃいましょう^^
お歳暮ってどういう人に贈るモノだっけ!?
よく一般的に言われる『お世話になっている人に贈る』という表現はちょっと曖昧ですよね。もっと分かりやすく言うとコチラになります。
- 今までお世話になった人で、かつこれからもお世話になるだろうという人。
つまり、過去だけじゃなく「この先の未来も、しばらく付き合いが継続するだろう」という人に贈るイメージなんですね。
そして具体的にはコチラになります。
- 自分の親 ⇒ 義務感ではなく「育ててくれてありがとう」という意味が多い
- 親戚 ⇒ 冠婚葬祭で顔を合わせる人達に贈るケースが多い
- 仲人(なこうど)さん ⇒ 最近は減っているが両家の間を取り持つ大事な役割
- 友人 ⇒ 付き合いの長い親友や「俺は元気だよー」と知らせる意味合いも
- 仕事のクライアント(取引先) ⇒ 会社の決まりで廃止になっているケースも多い
- 職場の直属の上司 ⇒ 入社した際にお世話になった人が多い
- 恩師 ⇒ 塾や書道の先生や、手術を担当してくれた執刀医など
普段の生活を送っていく中で、深いかかわりがある人になりますね。こうまとめて見てみると、贈るべき人って、結構多い気がしてきました・・(笑)
お歳暮はいつまで続けるか?3つのケース!
冒頭でも軽くふれましたが、やめどきのタイミングが難しいお歳暮。。何か特別なキッカケがないと言い出しにくいトコではありますが、今回はよくある事例を3つ紹介して行きたいと思います!
①上司の場合
血縁関係にある親戚ではないパターンとしてよくあるのが、コチラの仕事関係。その中でも上司に送る場合は、色々と気を使いますよね。
悩みとして多いのが、「以前勤めていた職場の上司に贈るかどうか?」というケース。
先ほど紹介したように、これからも付き合いが続く人に贈るモノなので、辞める場合は続けなくても良いと言えます。
「辞めたんだから、その後は贈る必要はない」という意見があったり、一方で「お世話になっていた人なので、今まで通り贈るのが礼儀」という人もいて迷ってしまいますが、参考にしてみてください!
上司が退職した場合はどう!?
また自分ではなく先方が定年退職した場合もありますが、その時のポイントもやはりコチラ。
- 今でも付き合いが続いていて、今後も続くかどうか?
僕の友人のケースで言うと、家が近くでよく家に招待されて一緒に飲んだりするので、お中元とあわせて毎年2回とも送っているとの事。お酒が好きなので持参して、一緒に飲んでいるとか(笑)
親戚の会社で働いているケースは!?
ハッキリとした線引は難しいのですが、仕事を辞めるという場合にはお歳暮を継続する必要はないかと思います。
精神的に「止めにくいな・・」というのは分かるのですが、こういうのは貰う側としても困ったりするモノなんですよね。。
貰ったからには、お礼状などのお返しをするのが常識とされていますからね。
何の連絡もなしに止めるのに抵抗がある方は、退職する当日に粗品を渡したりすると、それだけで十分かと思います。
②友達の場合
元々は目上の人にありがとうを込めて贈るモノというイメージが強かったですが、最近ではその辺りの境界線も曖昧になってきていて、友人や同僚同士でも送ったりするケースも珍しくなくなりした。
意味合い的にはケースバイケースなのですが、下記のような感じが多いと言えます。
- 親しい友人 ⇒ 「いつも迷惑をかけばかりだから、お礼に!」
- 久々に連絡があった友人 ⇒ 「ご無沙汰でゴメン!これからもよろしく!」
- 全く連絡してなかった友人 ⇒ 「よく理由が分からない」
親友であればもらった方も嬉しいですが、困惑してしまうのが、ご無沙汰のお詫び的な感じや「いきなり何で今さら?」という友達から届くパターンですよね・・^^;
気を遣っているのは分かるかもしれませんが、受け取った方はそれ以上に気を遣ってしまいますからね。。ちょっと言い方が悪いですが、ちゃんとした理由がない場合は自己満足的な風に見えてしまいます。人間関係を物で繋ぎとめようとするのは、あまり気持ち良くはないかなと。
ですので、そこまで仲が良くないのであれば、正式なお礼状などではなくメールや電話で連絡をとってみるのもアリかと思います!
その際に「あまり気を遣わなくて大丈夫だからね。こういう感じで電話とかメールで十分だから!」という風に、軽く断りの雰囲気を出すと分かりやすそうですね^^
③親戚の場合はいつまで?
血が繋がっている親戚であれば分かりやすいですが、子供の結婚相手の実家など義理の場合は、どうしようかなと考えてしまいますよね。家柄や地域によっても『当たり前の感覚』が違うのも、悩みの種。。
チェックして欲しいポイントとしては、
- 自分の親を含めて仲が良いのか?
- 近くに住んでいるのか?
- 毎年会っているのか?
- 経済的に余裕がありそうか?(年金暮らしや1人暮らしなら控えた方が無難)
お互いそこまで贈り合う必要がないのにダラダラとやり取りをしてしまっているケースも少なくないので、言い出しにくい場合は子供が間に入って打診してみるのが良いかと思います。
『実家同士の接点を作れるから続けている』という考えもありますが、そこまでして接点が持てないのであれば、「無理に作る必要はないのでは?」と思いますね。
一時的じゃなく長い付き合いになるのは間違いないので、お互いの負担になってしまうのはちょっと違いますからね〜もともと、感謝の気持ちを表すモノなのですからね・・^^;
お歳暮をストップ出来る良きタイミング!
こちらのタイミングで止めるのも有効かと思います。
- 先方から「もう贈って来なくて大丈夫よ」と直接言われた
- 孫が生まれた
特に2つ目の『孫が誕生した』というのは分かりやすいターニングポイントなので、オススメですね。その分のお金を孫のために使うという意味合いになりますが、これなら気持ち良く切り替えれそうです^^
みんな幸せになっちゃいますね。恐るべし孫パワー・・・(笑)
管理人の体験談
性格的にも相性が良く、仕事をしている時は仲良くしていたのですが、遠方になったのもあって退職して以来一度も会ってないんですが、ずっともらい続けているという・・^^;
「今後もよろしくお願いします」的な意味合いがあるのを知らないのか、分かりませんが、どっかのタイミングで知らせようにも会う機会がないという・・(笑)
そんな時は、次のような方法を試してみると良いのかもしれません。
もらい続けた場合の対処法はどうする!?
自分はお歳暮をあげるのをストップしたのにもかかわらず、先方から毎年もらっているという場合も困ってしまいますよね。。
一般的にお歳暮を受け取った場合は、必ずお返しをする必要があるワケではありません。お返しの代わりにお礼状を贈るのがマナーとされているんですね。
というのも、「感謝を表した気持ち」になるので、それを拒否するのはマナー違反とされてますので。。
そんな時はコチラを実践してみてください。
- 品と一緒に「御礼」「感謝」と表書きをして、「お気遣いなく」と一言添えたのし紙を贈る
- もらった品の2倍くらいの値段のモノを贈り返す
普通は同じくらいの値段の品を贈りますが、高い品の場合は「今後の贈り合いは最後でお願いします。今回で終わりにしましょう」という意味になります!
ですので今後は、普通の暑中見舞いや、年賀はがきのみで済ませるという形ですね。
まとめ
「お歳暮をいつまで続けるのか?」について詳しく見てきましたが、儀礼的な部分もあるので、思ったより色んな悩みがあるという事がわかります。
高齢の方の場合は、この手のイベントが当たり前だった世代かと言えますが、正直今はそうでもないといのも影響してそうですよね・・^^;
最近は以前と比べてネットが発達したのもあって、人間関係が薄くなったりしがちですが、だからこそお歳暮の意味を見直したいトコですよね。
僕は恥ずかしながら、全く贈る習慣がなかったので今年は両親に贈ろうかなと思っています!改めて考えると、何を上げようか悩みますね・・(笑)
お互いに変に気を使い合うのが、一番もったいないかなと個人的に思います。マナーを持って対処して行きましょうね!
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