頭痛が起こる場所には色々ありますが、辛い上に危険度が高いと言われているのが、後頭部の痛みなんですね。
つい最近、女友達に会った時も「左側の後頭部に痛みがあって辛い何か目も痛くなるし・・」と言っていたんです。僕もたまに頭痛があるのですが、こめかみが少し痛む程度なので、「後頭部が痛くなるケースもあるんだ」と知って、気になったので調べてみました!
その子はwebデザイナーの仕事をしていて、日頃から目を使っているので、その辺りの症状も調べています。
- 左後頭部の頭痛が5つの原因
- 特に緊急性の高い病気は?
- 具体的な対策
- 頭痛は遺伝するの?
- 目の病気の可能性も
なども一緒にまとめているので、辛い頭痛の原因を突き止めちゃいましょう!
左後頭部の頭痛の5つ病気!
頭痛の中には全体的に痛みがあるケースもありますが、左右のどちらか側だけ痛む事も少なくないので、今回は左後頭部が痛む5つの病気を紹介して行きたいと思います。
①群発頭痛(ぐんぱつずつう)
あまり聞き慣れない名称ですが、ある期間だけに集中して頭痛が発症するためこう名付けられています。
病気の特徴としてはこのような感じです。
- 春だけ、秋だけと季節毎に発症するケースがある
- 一度痛みが出ると毎日痛みが続く
- 男性に多く見られる
- 1縲鰀2ヶ月ほど続いて、後は治る
そして、注意して欲しい痛み方がコチラ。
- 目の奥がエグられるような痛さ
- 針で突き刺されたような鋭い痛み
- 右側か左側の片方だけ痛くなる
- 耐え切れないレベルで動くと紛れる
あまりの痛さに、歩き回って壁に頭を打ち付ける人もいるとか・・
想像しただけで怖くなってきますが、発症している時期はアルコールやタバコが引き金で起こると言われています。
原因については不明な部分が多いですが、やはり飲酒・喫煙者に多い傾向にあるので、やはり体の事を考えたら控えた方が良さそうです・・^^;
②くも膜下出血
その名の通り脳内で出血してしまう病気で、発症した人の3分の1が命を落とすか寝たきりになるという、かなり緊急性の伴う病気になります。
前兆としては、
- 激しい目まい
- モノが2重に見え
- 頭全体が重く感じる
- 1縲鰀3週間前からの激しい頭痛
などがあるのですが、1番分かりやすいのは鈍器で殴られたようなズキンとした痛みがあるという点。
ケースによっては、いきなり吐き気を伴うような頭痛があったり、後頭部の痛みが徐々に増していく事もあるんですね・・
対応が遅れてしまうと命の危険もあるので、「最近頭を強打した」など思い当たるフシがない時の激しい頭痛の場合は、すぐに脳神経外科を受診する事をオススメします!
発症した時の対策
上記の様な症状が出た場合の手順も、紹介しておきます。
この時の処置次第で、後遺症が出来るかどうかの境目になるケースもあるので、覚えていて損はしないと思います。
- まず救急車を呼ぶ
- 頭部を動かさないようにする
- 安静にして深呼吸して待つ
いきなり卒倒する事もありますが、なるべくその場から動かずに、パニックにならないで家族を呼びましょう。
一人暮らしの場合は、ソロリソロリとゆっくり動くことを心がける事が大事です。特に頭部には細心の注意を払ってください。
親族に発症した人がいたら要注意!
つまり血縁関係にある家族や親戚などに発症した人がいる場合は、そうじゃない人と比べて可能性が高くなるという事ですね・・
日頃から用心して、最悪の事態にならないように備えましょう。
③緊張型頭痛
数ある慢性的な頭痛の中でも、最も多いのがコチラの頭痛になります。首や肩などの筋肉が緊張状態になって起こるのですが、このような症状が起こるんですね!
- 頭を締め付けられる様な痛みがある
- 首や肩に強いコリが出来る
- 幅広い年齢層で起こる
- 鈍い痛みが長い人だと1週間近く続く
- 場所は首筋や後頭部が多い
痛み方はリングをハメられたような痛さと言われるのが、最大の特徴です。キリキリとした痛みで、かなり辛いみたい・・・人によっては微熱が出るケースも。
原因は、座ったままのデスクワークや精神的なストレスなどが主な原因と言われているので、日頃から適度な運動をするなどをする事で防ぎやすいと言えます!
④偏頭痛
脈と一緒にズキンズキンと痛む頭痛には、偏頭痛と呼ばれるケースも少なくありません。脳内の血管が広がる事によって、周りの神経を悪影響を与えているんですね。
偏頭痛というとこめかみ辺りが痛むイメージが強いですが、後頭部に発生する事もあります。
乱れた生活習慣やストレスが原因で起こる、と言われているのですが、
- 患部を冷やす
- 音や光の刺激が少ない場所で安静する
などをすると痛みが和らぐので、実践してみてください。
⑤後頭神経痛
偏頭痛持ちの人が病院に行って診察してもらったら、「実は神経痛だった」というケースも珍しくありません。特に後頭部近くに起こる頭痛は「後頭神経痛」と呼ばれています。
その名の通り、頭の後ろ側に通っている神経が痛み出すという病気です。
- 後頭部や首辺りにキリキリ痛む
- 耳の後ろ辺りがズキズキと痛む
- 左右どちらかだけに痛みがある
という場合は、この神経痛が起こっている可能性があります。
原因は色々とありますが、
- 猫背など姿勢が悪い
- 頭を強打した事がある
- 普段から目の疲れがある
などが、大きくかかわっているんです。
特に最近では、長時間のデスクワークが原因になっているケースが非常に多いので、心当たりのある方は要注意ですね!
目の病気も可能性も!
左後頭部や目が痛む場合は、今まで紹介したように脳内に異常が起こっているケースだけでなく、目自体に異常がありその結果、頭痛が起きている事もあるんですね!
緑内障でも頭痛が!
緑内障は目に圧力がかかってしまう病気ですが、目の周りを中心に頭痛が発生してしまうという特徴があります。
特に急性型の緑内障の場合は、
- 側頭部近くに激しい頭痛
- 白目が充血する
- 吐き気がある
- 視野が狭くなる感覚がある
などの症状が出てきます。
原因は不明と言われていますが、目の炎症やケガ、糖尿病患者などが原因で発症しやすいんですね。
そして怖いのが、急性じゃなくても視神経にダメージが残ってしまうと、二度と元に戻らないので注意してください!
目の疲れと勘違いしスルーしやすいなど、自覚症状がないケースが多いので、心配な方はまずは眼科に行って検診を受けてみる事をオススメします。僕も白目が充血しているので、行ってきます・・^^;
タバコも関係ある?
たばこを吸い始めてすぐ方にも頭痛が見られたりしますが、長年吸っている方にも見られる症状でなんです。
「激しい頭痛が起こった時、タバコをやめたら収まった」というヘビースモーカーの人もいるので、日頃からよく吸っている人は、タバコを控えるのも1つの頭痛対策と言えますね。
まとめ
今回は「後頭部の左側の頭痛」に絞って見てきましたが、頭部は体の中でも最も複雑な部位だけあって、非常に幅広い原因がかかわっていると言えます。
まだ慢性的な痛みであれば、生活習慣の見直しや軽い自己処置(ツボ押しなど)で和らいだりしますが、ズキンとした激しい痛みがある場合は、一度専門医に見てもらった方が安心かと!
あまり神経質になり過ぎても逆に頭痛が悪化しそうですが、取り返しのつかなくなる前に、自分の体は自分で守る意識を持つことが大事と思います。
そういう僕も3年ほど前から毎年人間ドッグを受けて、自分の体の状態をチェックするようにしていますので^^
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